申告していない所得税を整理しませんか?過去5年分までの確定申告の無申告に対応。期限後申告や期限後の法人税のご相談もお気軽にどうぞ。
確定申告についての基礎知識
いわゆる「せどり」をなさっている方向けに確定申告でよくある失敗を紹介しています。
あなたは確定申告が必要なのでしょうか。
確定申告は税務署へ行う所得税の確定申告と市区町村へ行う住民税の確定申告があります。
税務署へ行う所得税の確定申告を行えば、住民税の確定申告は省略できます。というのも税務署から情報が廻るからです。
税務署への確定申告が必要かどうかの基準は、あなたが給与を受け取っているかどうかによって変わってきます。あなたが勤め人なら年間20万円基準、それ以外の方は基本的には年間48万円基準の方がおおいです。
というわけでせどりをやっている方のほとんどは、税務署へ行う所得税の確定申告が必要な方だと思います。もしもあなたが東京都渋谷区に住んでいるのなら渋谷税務署に申告書を提出することになります。
なお、せどりの20万円以下でも医療費控除を受けるなどの理由で確定申告をする場合には、せどり分もあわせての確定申告も必要となってきますので、ご留意ください。
※税務署への確定申告が必要ない方でも本業以外からの所得があったサラリーマンなどの勤め人の方は市区町村への確定申告は必要となります。
※税務署への確定申告が必要ない自営業の方でも住民税がかからない方以外は市区町村への確定申告は必要となります。
お忘れないようご注意ください。
さて、本題の「せどりno確定申告よくある失敗」について紹介します。
失敗しないためには、毎年2月3月の確定申告シーズンにドタバタするのではなく、今から準備しておくのが効果的と思います。
これは意外とよくある失敗です。
アマゾンなどネットを利用している方に多いのですが、入金額が売上額と思っている方がいます。
売上=入金額ではありません!
売上はあくまで売った値段。つまり手数料などがひかれる前の金額となります。
あとから集計するのはめんどくさいですので、たとえば月単位でしっかりとその月の売り上げを把握しておきましょう。
これも非常におおい失敗です。
年内に仕入れたものがすべて経費になるわけではありません。
売れ残った在庫は来年以降の経費となります。
そのためには年末の在庫を把握しなければなりません。
在庫がわからない!どうしましょう!?という相談を毎年3月ごろによく受けます。
在庫がどれくらいあったかは本人にしか分かりません。在庫の管理はしっかりとなさってくださいね。
在庫をかぞえることを「棚卸(たなおろし)」と言ったりするのですが、くれぐれも年末の棚卸をお忘れなく!
これはほとんどの方が何の話かわからないと思うのですが、せどりでいっぱい稼いでいる方はだんだん税金を減らすことを考えるようです。
いろいろ調べていくと所得税では「生活用の資産を譲渡しても課税されない」とか載っているのです。
それでこんなことを考える人がいるのですが、よく読んでください。
対象となるのは「生活用」です。
せどりはそもそも転売目的で買ったものを売っているので、該当しません。
せどりって利益は少ないのですが、売上はけっこう上がると思います。
そこで出てくるのが消費税問題!
せどり業でも売上が1000万円を超えたら、消費税を納めなければなりません。(所得税を「雑所得」で申告しても「事業所得」で申告しても同じです。)
対象となるのは2年後の売上です。
そのころには消費税はおそらく10%。せどりの利益が吹き飛ぶ可能性があります。
また、海外への売り上げや仕入れがある方は、消費税を意識して集計しなければなりませんし、必要な書類を集めて置く必要がございます。
おそらくは自分での申告は厳しいでしょう。
売上が1000万円を超えると、消費税に加え税理士への依頼料も考えておく必要がでてきます。
東京都渋谷区の当無申告相談サポートにご依頼頂きますと12万6千円~(売上が1000万円超の方)となっております。
東京都渋谷区の無申告相談サポートの料金案内ははこちらをクリック
もしも2年前の売り上げが1000万円を超えていた方は今年の分の申告から消費税が必要となります。ご留意ください。
社会にデビューしたての方に多い間違いなのですが、所得税を払ったからもう安心という方がいます。
確かに自分で申告書を提出する税金は所得税だけかもしれません。
でも、あとから住民税や事業税の納付書が届くことがあります。
納税資金をしっかりと貯めておきましょう。
大人になると税金を払ってばかりです。お金が出ていく一方ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
せどり業は売り上げが大きい割には利益が少なく大変だと思います。
売上が大きいと消費税がかかってきますし、利益が一定以上あれば事業税もかかってきます。正直、ほとんどの方は、消費税の対象となってしまうので、きちんと納税資金を貯めておかなければなりません。
青色申告の承認申請を出したり、専従者給与を使ってみたり、状況によっては簡易課税の届けをだしたりして、賢く税金を節約してみてください。
また税務署側もAmazonやらヤフオクやらの情報を持っているようですので、申告していないとばれて税務調査にくるケースはおおいようです。税務署に呼び出されることもあれば、職員が家にやってくることもあります。
主婦の方に税務調査が入ったり、サラリーマンの方に税務調査が入ったりするケースもございます。税務調査が来やすい事業だと感じます。
当事務所へも頻繁に「税務署へバレた。調査に立ち会ってほしい」といったご依頼が来ています。
なお、海外へ販売している方向けに国内で払った消費税を取り戻す際の注意点について下記記事も書きましたので、こちらも参考になさってください。
「海外輸出で消費税還付」の落とし穴はこちらをクリック
また会社を設立してせどり業をやっていきたいという方に向けて、会社設立のサポートも行っております。詳しくは下記サイトをご覧ください。ただし、せどり業だけで会社を運営していくには、難しいとも思いますので、あまりお勧めはしておりません。
せどりで当面の資金を稼いで、それを元手にご自分のやりたかった事業をなさるという方がおおいように感じています。
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