申告していない所得税を整理しませんか?過去の確定申告をしていない無申告の解消について、税理士事務所が対応します。期限後申告や期限後の法人税のご相談もお気軽にどうぞ。
当税理士事務所では、渋谷区、世田谷区、目黒区の無申告の案件を非常に多く取り扱っています。期限後申告して無申告を解消したり、無申告者の税務調査に対応したりですね。
渋谷区に在住の個人事業主の方の税務調査が以前にありました。
こちらの渋谷の事業主さんは利益が出ているにも関わらずに無申告だったので、税務調査が来る前に確定申告を済ませなくてはと考えつつも、確定申告書の書き方がわからず、遅れてしまっていたようです。
本来の確定申告期限から遅れて半年後に渋谷税務署から電話が来てて、調査予告をされたようで、その後にご自宅から近い当税理士事務所を探して調査対応と期限後申告のご依頼をいただきました。
この記事では、その無申告の税務調査の事例を紹介いたします。
渋谷区には企業数も多いため、渋谷税務署は大きめの税務署です。渋谷駅から歩いて行ける距離にあります。
税務調査の前に打ち合わせを当税理士事務所でした際に、「渋谷税務署の税務調査は厳しいと聞いたんですが」と、今回税務調査を受けることとなっているお客様から聞かれました。
ここの税務署は厳しいとか、そういった話を聞いたことがある事業主の方も多いかと思いますが、基本的に税務署ごとに調査の厳しさに違いはないと言えます。渋谷税務署は他の税務署と比較して経費を中々認めてくれずに大きく追徴税額を取る、なんてことはないのです。
そんなことがあれば公平ではないですから。
どちらかというと、どこの税務署かという問題よりも、どの担当官かというところが大切で、人によって調査で見るポイントが違ったり、税法に対する知識に違いがあるとは思います。
こちらの税務調査事例はそもそも無申告だったものです。したがって、最初の実地の税務調査では、今後は当税理士事務所が確定申告書を作成し、それを元に税務署が中身を調査して、双方が納得した金額で申告書を提出するという流れとなりました。
なお、調査場所は、お客様の自宅ではなく、当税理士事務所で行いました。
我々はお客様からの資料に基づいて確定申告書を作成しました。
その中で、水商売のお店で使った接待交際費が大きかったので、その点がまず税務署に指摘されました。税務署からすると、果たしてそこまで頻繁に、かつ、高額の支払いをして接待する意味があるのかということに疑問を持っていたのです。
こちらとしては、同行しているのはビジネスパートナーや取引先であることを説明しましたが、中々調査官も納得してくれませんでした。割とこの程度の飲み代なら認めてくれることが多いのですが、調査官もしっかりとしたまじめな方なので、これは一度持ち帰って統括官と相談してから連絡をくれることになりました。
そして、最終的には、同行者から実際に仕事をもらっていることなどを重視して、すべて必要経費として申告して良いこととなりました。
もう1点は、車両の減価償却費の家事按分の割合に関してが争点となりました。8割経費にしていたのですが、実際はプライベートでの使用もあるので5割程度が妥当だろうという税務署側からの主張でした。
ただ、事前にお客様には、税務調査の連絡が来る1か月前から税務調査の前日までの車の使用履歴を簡単にまとめてもらっていたので、その使用回数と運転距離からすると8割は妥当だということで、こちらも認めてもらいました。認めてもらうまでには、結構やり取りが続き、ここはちょっとやっかいではあったのですが。本当にきちんと細かく調べる方だったので、行先のコインパーキングの領収書なども提出し、かつ、どこの取引先に行ったのかなども表にまとめて説明しました。
争点に関して納税義務者であるお客様と渋谷税務署が納得したので、後は早めに確定申告書を期限後申告という形で提出し、納税も済ませるようにしました。
期限後ですので加算税という罰金は少々ついてしまいましたし、延滞税という利息の支払いも出るのですが、そもそも必要経費をきちんと計上すると納税額もあまり多くはなかったので、お客様としては予想よりもはるかに税額が低かったそうです。
なお、早めに申告と納税を済ませることで、延滞税は低くなりますので、ここは重要なポイントです。場合によっては、調査の前に提出してしまうケースもありますね。
ちなみに、税務調査後に逮捕されたり起訴されるのが怖いという相談を受けることもあるのですが、巨額でない場合はまず逮捕や起訴をされることはないでしょうし、そもそもこの事例は全く脱税と呼べるものはなく、ついつい期限後になってしまっていたというものですので、起訴される可能性はないのです。
こちらの記事では、渋谷税務署の無申告の調査事例を紹介するとともに、渋谷税務署が特別に厳しい税務署だということもないことを説明しました(どこの税務署もほとんど同じでしょう)。
もしも、渋谷、目黒、世田谷、港区などをはじめとする東京23区で無申告となっている方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度は当税理士事務所にご相談くださればと存じます。最善を尽くし、無申告を解消させていただきます。
貴方の確定申告は当事務所にお任せください!無申告の方の申告代行件数では1,500件を超えています。相談件数という曖昧なものではなく、実際の申告件数も多い税理士事務所でございます。
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