税理士事務所向け履歴書の書き方

履歴書を書くときは、まずは履歴書の用紙選びから気をつけてください。

履歴書によって項目が違っています。あなたが新卒でない限り、間違っても「好きな科目」とかがあるものは選ぶべきではないでしょう。それは学生のための履歴書です。

履歴書は応募する相手によって変えましょう。

所長さんが手書きがよさそうなら、履歴書はそういった視点で選びましょう。大きい字がよさそうな年齢なら、履歴書のサイズもそういった視点で選びましょう。要するに「その履歴書を読む相手にあわせて履歴書を選び」ましょう。

ネットで集客しているようなところでしたら、データの履歴書にしましょう。わざわざ手書きをする必要はないでしょう。データで履歴書と職務経歴書を作成し、写真のデータを貼付て、送りましょう。その際にはメールアドレスの記入欄がある履歴書を選んでくださいね。

履歴書には写真を貼りましょう。（メールで送る場合にはデータでＯＫ）

こういった部分は常識が試されています。きちんとスーツを着ているか。履歴書らしい表情になっているか。

履歴書の写真に個性は要りません。小顔に見せる必要もありません。いわゆる普通の履歴書らしい写真にしてください。

履歴書には相手が知りたい情報と自分が伝えたい情報をバランスよく記載しましょう。

最も相手が知りたい情報は、「ちゃんとした人なのか」ということだと思います。不審者やトラブルメーカーではないことを伝えると良いかと思います。

職務経歴書は履歴書よりもさらに自由度が高いものとなります。

職務経歴書はその内容というより、「書類としての美しさ」をみている部分もございます。

結局のところ、採用する側が知りたい情報とは、「採用した後しっかりと働いてくれるのか」、「お客様からクレームが出ないか」という部分になってくるかと思います。

使用したことがある会計ソフトや申告ソフトなども面接で聞かれるかもしれませんが、そんなものは入社後に覚えればよいのです。

担当件数や担当していた会社の規模、業種を面接で聞かれるかもしれませんが、それも単なる参考情報です。正直に答えれば良いと思います。

「ひとつひとつの仕事を誠実に行います」という部分をアピールすれば良いのではないでしょうか。