確定申告していなかったら、役所にバレた！

よくある勘違いなのですが、売上から源泉引かれて入金されているから、確定申告しなかったという方。

個人の税金は所得税と住民税の２つがあります。税金ではないけど国民健康保険料もありますね。（その他、稼いでいると事業税や消費税もありますね。）

国税（所得税）は納付済みかもしれませんが、地方税（住民税）の納付がもれてしまっている状態になるのです。源泉税として徴収されているのは所得税だけなのですね。

確定申告をしないと、経費ゼロで住民税の納付書が届いたりします。役所側としては「経費いくらか分からなかったので、経費ゼロで計算しましたよ。さんざん申告するようにお手紙送りましたよね？」ということでしょうか。経費を全く考慮せずに住民税を計算すると言うのも、ちょっと納税者にとっては不利すぎますよね。

納付書には納期限が記載されていますが、その納期限がかなりタイトです。しかも税額が大きいので、払うの大変になってしまう可能性もあります。で、住民税だけでなく、国民健康保険料も同時期に支払を催促されたりするのです。

「住民税なんて、国税と違うから甘いのだろう」と思っていると、意外と住民税の徴収の方がシビアであったりもするのです。

きちんと確定申告して、税金払うようになさってくださいね。なお、必要経費はきちんと計上して、できる限り税額を少なくなるようにしましょう。ここまで、少し税金の怖さを強調しましたが（事実ですが）、きちんと経費を計上すると、実は思った以上に税金は出なかったということもあるのです。